平成16年度 総合訓練


実施日:平成16年12月7日(火)
発災事業所:日本原子力研究所 大洗研究所

訓練は、発災事業所である高温工学試験研究炉(HTTR)において、運転中、一次ヘリウム純化設備配管の破損により、「一次加圧水冷却器加圧水流量低」の原子炉スクラム信号が発報し原子炉が自動停止する。また、放射性物質を含む一次冷却材(He)がサービスエリア内に漏えい拡大の恐れが生じたため、拡大防止措置等の対応を実施するが、事態は進展して原子力災害対策特別措置法第10条第1項の特定事象に至る。
 このため、東海ノア協力活動本部長(原研東海研究所長)へ協力要請があり、開始された。
 訓練参加者は、日本原子力研究所東海研究所の協力員を始め、東海ノア協定加盟事業所の20事業所から73名の協力員が集結しました。
 今回の発災事業所への対応訓練では現地指揮者の派遣、環境モニタリング、情報の収集・分析等を実施しました。

 
出動確認票に記入する本部員